世の中は つねにもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも 百人一首

源実朝(みなもと の さねとも、實朝)は、鎌倉時代前期の鎌倉幕府第3代征夷大将軍(鎌倉殿)

鎌倉幕府を開いた源頼朝の嫡出の次男]として生まれ、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍に就く。政治は初め執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めた。官位の昇進も早く、武士として初めて右大臣(但し太政大臣に平清盛が任ぜられている)に任ぜられるが、その翌年に鶴岡八幡宮で頼家の子公暁に暗殺された。これにより鎌倉幕府の源氏将軍は断絶した。

歌人としても知られ、92首が勅撰和歌集に入集し、小倉百人一首にも選ばれている。家集として『金槐和歌集』がある。小倉百人一首では鎌倉右大臣とされている。


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Last-modified: 2023-09-11 (月) 08:58:32