百敷や ふるき軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

百人一首

データ†

• 百敷→内裏や宮中のこと
• 古き軒端（のきば）の→宮中の古びた軒の端
• しのぶ→往時をしのぶ意味と、軒からぶらさがっている「忍ぶ草」をかけている

意味†

宮中の古き軒先から下がる忍ぶ草を見ていても、なおあまりあるほどにしのばれるのは、古きよき時代のこと。

作者†

順徳院

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