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意味・現代語訳は? 『天つ風雲の通ひ路吹き閉ぢよをとめの姿しばしとどめむ』の意味・現代語訳は以下のようになります。
「空吹く風よ、雲の通い路を閉ざしておくれ。 天女の舞い姿をしばらくこの地上にとどめておこう」
この歌は、六歌仙および三十六歌仙の一人遍昭(へんじょう/僧正遍昭とも)によって詠まれたものです。桓武天皇の孫で俗名は良岑宗貞(よしみねのむねさだ)と言います。
陰暦11月中旬に行われる新嘗祭(にいなめさい)の翌日に、器量のよい未婚の娘たちが「五節の舞」を披露しました。ここで舞う姫たちを天女に例えて詠んだものです。「美しい女性(天女)の舞をもっと見ていたい、だから天へ帰れないように天への路を閉じておくれ」と、自身の感情をストレートに表現した歌です。