日本一のトンネルと古い隧道たち

国道トンネル日本一の長さを誇る『1雁坂トンネル』、それから古隧道として御坂隧道、笹子隧道、天神隧道を訪れた。

きっかけ

 まぁいつもの病気なのだが「長いトンネルは制覇しとこう」というわけである。

 一般国道(金とらない道)で日本最長を誇る長大トンネル『新寒風山トンネル(四国、5,432m)』は既に、寒風山隧道探索の時に制覇済み。関越トンネルは高速道でありETCゲットの後でゆっくりやるとして、あとは有料道路最強である国道140号、雁坂(かりさか)トンネルの制覇であろう。

 実はこのニューカマー、以前の私の全盛期には未だ開通していなかった。新安房トンネルと国道352号線(昔は二輪車通行止めだった)同様、昔の私には走ろうにも走れなかった道なのだ。

白地図は埋められるために存在する。道は走るために作られているし、未知は探られ知に替えられるためにそこにある。

 ゆえにこれらは、 いつか制覇しなくては(たおさなくては)ならない存在 であった。

ルート

 雁坂トンネルまでは、国道254、463、299、140を通って到達する。 すべて、ひとりで走るのは初めて であり、一部は走る事自体も初めてであった。ゆえにGoogleMapで予習し、道路番号と重要箇所の曲がり方を暗記した。携帯にもメールしておいた。

 雁坂通過の後は未定。ただし大弛峠は行かない(たぶん閉鎖で、行けたとしても今の装備では寒すぎる)。御坂隧道と笹子隧道を巡れるよう準備しておいた。終着点は八王子に設定した。

出発から雁坂まで

都内脱出~ひとりでできるもん(ぉ

 いつものようによく眠れず、2:00ちょっと前にスタートとなった。

 前回の経験を生かして明治通りを使用し、そこから少しばかり横に入りうまく回り込むと国道254号に入れた。まったく未知の道路に気が引き締まる。

 国道463号で少し迷ったが、うろ覚えの経路と地図、GPS携帯を酷使して無事バイパスに乗る。広い!

 ここで給油したが、 奇跡 が起きた。 なんと、生まれてはじめてひとりでセルフで給油に成功した のだ!!!

はじめて、ひとりでセルフいれられたよ!(感激

 いやいや、そこ笑わないで欲しい。私にとって「ひとりでセルフ給油」はうまくいった試しがなかったのだ。大抵泡食ってミスって人を呼ぶ事になるわけで、いつも思いっきり敬遠していた。

 で、今回それの打破に挑戦したというわけだ。うまくいったのは幸いだった。

雁坂トンネル

 → 重くなってきたので分割しました

御坂隧道

 → 重くなってきたので分割しました

笹子隧道

 → 重くなってきたので分割しました

天神隧道

 → 重くなってきたので分割しました

おわり

 まったりと八王子終点まで移動。終点となった。

おまけ

 笹子周辺やら相模湖周辺で、復活ライダーっぽいビクスクやBMW GSなどのおっさんツーリングライダーと遭遇した。だけどバイクも人間も小汚いうえにボックスやハンドルカバーまでつけてる私はツーリングと認識されないようで、完全ガン無視か 「ケッ、寄り付くなよ素人が」 って感じにとっとと去って行った。

 声をかけられなくても全然困りはしないが「そこまで変かなぁ」とは思った。いや、だからって「いかにもツーリングライダーっぽい姿」なんてわざわざする気もないですが ^^

さあ、いつもの清算XD

ふむ。

項目 料金 参考
雁坂トンネル 560 有料道路代(軽自動車等) 125cc以下なら70円なんだが…
ガソリン1(出光セルフ所沢) 439 122円/L, 3.6L
ガソリン2(貝殻フル大月) 943 130円/L, 7.25L

深夜の缶コーヒー二本、ゆずドリンク一本、朝食のおにぎり二個、および今まだ食べているおしゃぶり昆布は含めていない。

大月高い……この感じだと八王子まで保ったな。結果として上野原で山に入ったわけだから安全パイという意味では正解だが、それならそれで笛吹か甲府で入れるべきだった。


1. ただし有料トンネルでの最長(6,625m)。無料の一般トンネル最長は、四国の寒風山トンネル(5,432m)である。