工作好きの男の子の楽しいおもちゃ、もとい超ミニPC、Raspberry PI。うちにも初代のBタイプがひとつあるんだけどね。
だけど、わたしがハードウェア得意じゃないおかげで結構文字通りのおもちゃ状態だったのよね。
そんなある日、こう思ったの。 『時報マシンが欲しいわね』 と。
うちで長いこと時報をしゃべり続けていたのは実はMacなんだけど、最近これを動かしてないの。電気代もったいないし。でも、タブレットをつけっぱっていうのは、ねえ。
でも、このためにサーバにサウンドカードつける?
悩んでいたところで「あら、そういえばラズパイにイヤホンジャックがなかったしかしら?」と。
まずは本体調査。あれこれやってみるんだけど、どうも音が鳴らない。テスト用にいれたwavファイルもダメだった。
それで調べてみたら、ああ記事があった。これにそって試してみるわ。
まず、うちはRaspibianなんだけど、一般ユーザはpiでなく自前で作ったもの。当然、サウンドの権限なんか渡してなかったから、 /etc/group をあけて soundの権限をあげてリログ。あとは sudo を用意。
それから、以下を。
$ cd /opt/vc/src/hello_pi $ sudo ./rebuild.sh : (しばし待つ) $ ./hello_audio/hello_audio.bin
うんうん、ちゃんと鳴ったわね。
ここは Open_JTalkを使うのが定番だと思うけど「ゆっくり」が使いたかったから、AquesTalk PIをもらいにいったの。Android版は課金して使っているし、有名なユーザーツールの『棒読みちゃん』も使ってる。お気に入りなのよね。
もらってきたものを展開して、こんなスクリプトを書いてみたわ。
!/bin/sh Bin=$HOME/Downloads/aquestalkpi/AquesTalkPi if [ "$1" != "" ];then $Bin "$1" | aplay 2> /dev/null fi
うん、シンプルシンプル。さぁ実行してみましょう。
$ talk.sh "残念、それは私のおいなりさんだ。"
[[ダウンロード>&ref(): File not found: "a.wav" at page "Raspberry PIで「ゆっくり」を";]]