喜劇王・チャップリンには色々な逸話やあだ名があるが、変わったところではなんと「 天ぷら男 」というのがある。
実は日本好きだったチャップリン、初来日した1930年代の日本で歌舞伎から日本食まで堪能しまくった。中でも気にいったのが天ぷらで、海老天を36匹も平らげ、さらに再び来日した時にも食べに行くわ、帰国後も自分で天ぷらつゆを作るほどの気に入りようだったという。
で、ついたあだ名が「天ぷら男」……。
日本橋の「花長」では海老の天ぷらを36尾も平らげ、その後の来日でも好んでエビ天を食べたことから、「天ぷら男」のあだ名がついた。さらに「花長」で修行した板前が乗船しているということで、帰国時の船を氷川丸に決めたのはこの時だった。なお、花長での記録は現在も破られていないという。