わんこに追われた旧丑山隧道

タイトルの通り、ちょっぴり情けないツアーの記録である。

次第

2010年1月末日、ちょうど日付が変わって少したった頃の話である。

新しい話の続きを仮であるがアップして、少し頭を冷やそうと思った。折しも満月。本来は創作よりも吠えたり暴れたりするのに向く日と言えるが、月に照らされつつレモン味の紅茶缶を買いに外に出たのであるが、

「ああ、月がとっても碧いなぁ(I love you)」……このネタわかる人、お友達になりましょう ^^;

というわけで、唐突に「四角い隧道」が見たくなって(どういう理屈だ>俺)房総半島に行く事にした。

場所は、あの旧城山隧道の少し南である。

出発は午前二時……いやその ^^;

出発

この夜は満月であり、都内は生温かい風が吹いていた。何処(いずこ)かで魑魅魍魎(ちみもうりょう)百鬼夜行(ひゃっきやこう)でもしておらぬかと思えるほどの夜であった。とりあえずトコトコと走って都内を移動。ゴーストタウン状態の深夜の秋葉原を通過し、国道14号線をひた走った……はずだったが、

ウン○ー

す、すみません ^^; 深夜に突如としておなかが ^^;

そうなのだ。私は、夜更かしすると午前二時頃におなかの活動力が落ちてしまうのだった。この時間帯に無理をすると大抵はおなかが痛くなり、まるでギルの笛にやられたキカイダーのように苦しまなくてはならないのだ。いや失敬。

これを直すには、尾篭(びろう)な話ですまないが出すものをしっかり出しきってしまい、あとは暖かいものをとって大人しくすればちやんと持ち直すのである。もちろんしっかり寝るのが一番だけど、いざ痛みだすとそうも言ってられないんですよね ^^;

そんなわけで、都内某所のセルフスタンドで給油後、しばしトイレを借りる。BGMにライ・クーダーとか聞いてたらこういう時は効かないだろうというわけで、ローズマリーバトラーに切り替える。汚れた英雄のサビが朗々と謳い上げられる頃、私のおなかもすっきりして草刈正雄と比べたらファンに叩き殺されるような姿だが一応戦闘準備が整った。

さて、こうなると後は走るだけである。満月、そして生温かい空気。さぁ行くぜ!

そんなわけで、とりあえず千葉県にゴー。

いつものコンビニにて

千葉市の国道沿いにはコンビニが全然ないのだ。14号線を南下していくと街外れまで全く通り沿いにコンビニが出現しないので、休憩場所はいつも同じコンビニになる。

というわけで、最初の休憩場所でパチリ。

だから月撮ってどうすんだと

かなりハイになってま砂。なにせ生温かいですから。11月に戻ったみたいだ。

さ、気を取り直して移動。

しかし天網恢々(てんもうかいかい)()にして漏らさずとはよく言ったもので、木更津のあたりでいきなり本来の冬季の気温に戻ってしまう。そういえば房総も南の方は氷点下の予報だっけ、なんて思った時には時既に遅し。コンビニで休んでいると車数台に便乗した宗教団体らしい車(なぜか子供も大量に乗っているが会話内容がおかしい)がやってきて異様な雰囲気になる。夜明けを待っていたんだが仕方ない、移動を開始する。

途中、一度だけ道を間違えるが現地に到着。なおこの際、新しいネタにつながる道を結果として発見したが、これはもう少し下調べしてから次に機会に行いたい。

現地

ちょっと怪しい雰囲気だったので入り口のすぐわかるところは載せない。でも国道127号のすぐ近くである。

道の奥に射撃場がある。柵閉まってるけど

旧丑山隧道

名称はご存知山行が様からの引用です。

いかん、やはり夜明け前は失敗だった orz

これはオートにせず夜景モードにするべきか。

すみません、写真はもう少し修行します

通過ムービーです。近所の放し飼いわんこに吠えられてます

なんか、私がうろうろしていると唐突に彼らが出てきました。しかも、エンジンかかっていると見向きもしないのに、エンジン止めると凄い勢いで駆け寄ってくるんですよね。まるで「追い払う」ために訓練されてるみたいに。

射撃場のすぐそばという事もあり、何か不気味なので早めに辞しました。次回にもう少し補完するかも。

最後に出口の近くからもう一枚パチリ。ちなみに山行がさんの撮った写真にも近いアングルがありますが、季節が全然違うので風景も違うみたいです。

おしまい

とりあえず終わり。また来た道を通って帰りました。ミッションコンプリートは2010年1月31日の午前6:59。

今回は写真があまりにも消化不良。次の機会にリベンジするかもしれません。

では。