隅田川にかかる桜橋。知る人ぞ知るって地元の名所なんだが、現代の橋、しかも東京のど真ん中にある橋であるにも関わらず、自動車を通すことを全く考えてない歩行者・自転車用の橋というところがちょっと新鮮だったりする。
今まで何度か桜橋にいった事がある。でもほとんどが夜だったので、改めて明るい時間におじゃました。
朝五時前に家を出る。
うちの自転車はママチャリ同然の折りたたみでスピードが出ない。だが自転車である以上徒歩よりは確実に早く楽なわけで、たちまちのうちに飯田橋・お茶の水と経由して秋葉原方面にまず向かう。
ちなみに、うちから地図を引くと飯田橋から上野くらいまでは大江戸線にほとんど沿う形になる。だけどこの流れだと坂が異様に多い。特に本郷まわりの坂はごめんなので、地図上はちょっと遠回りなんだけどお茶の水や神田を通るのである。
実を言うと調子が悪かった。しばらく自転車もご無沙汰で体力も足りない。「きつい。腹が気持ち悪い。帰りたい」って感じだった。
ここまでくると「もうちょっと」感が強くなってきた。気分もはれてきた。
この近くに黄金のう○こもあるけど健在。おー。
桜橋は×型をしている。車道の橋ではないので形はわりと自由で、だからこそなのだろう。とても目立つし、しかも無機質さが弱い。難を言えばコンクリ橋の冷たさはどうにもならない事かな。もっと木橋風のほうがよかったんじゃないかなぁ。浅草とか近いんだし。
といっても過去の異物でない新しい橋。現代の橋、しかも大きな川にかかる立派な橋でありながら車道というしがらみにとらわれない。この優雅さが個人的に好きだ。
そういえば皇居あたりでは満開の桜とお堀を撮影する人たちがたくさんいたっけ。ま、撮影は自粛する必要ないからね。
さて、そろそろ帰るか。皇居を経由して帰った。