R299

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 『スク水』にスク(みず)とふりがなをふる。スクスイという故障はぶっちゃけありえないです。

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 久しぶりに更新したと思ったらなんなんだよ今日のタイトルはよー、と言われるかもしれないが、これは別に手抜きではない。国道299号線のみがターゲットのツアーだったので、これで正解なのである。

第一区画(群馬県大野村まで)

 のたのたと都内を走り、新青梅街道→所沢街道などを経由して国道463に出て、そこから299入りする。いつぞやの雁坂トンネルの時に近いアプローチである。

 先週にぶどう峠から大野村に出て逆方向を走っているので、このへんは走破ずみ。

 志賀坂峠のトンネルの秩父側坑口の横に道があるが、ここは金山志賀坂林道といって峠を越えてあのニッチツ鉱山の方に向かい、遠くは林道を経由して国道140号秩父方面、あるいは中津川林道を通って三国峠、ひいては先週いったあの大弛峠にもつながっている。そして聞いたところによると、中津川林道からはあの日航機墜落現場を遠く眺める事ができるという。ただしこちらからのアプローチでは大量の未舗装路を覚悟する必要があり、現状の整備不良なCLには無理をさせたくないので現状入る予定はない。

 それと、秩父に入る前に正丸トンネルを走っているがここも定番で、ここは旧道の峠の方が未踏破なのでこれも特に撮影はしていない。

志賀坂峠を越え、秩父(埼玉県)から群馬県に入る。

 上野村までは先週きたルートの逆走もあり、このへんはお気楽である。

謎すぎる…。

 このへんは遠く、かつて関東最長だったみかぼスーパー林道も擁する地域であるうえ、神奈川県のようにほとんど全ての林道が車両通行禁止なんて無粋な真似もしていない(もちろん特別な管理道路などは万一のために入れないようになっている。しかしそれはむしろ例外的で、かなりの林道を開放してくださっている。ありがたいことだ)。だからオフ車、特に小型のオフ車ならおすすめである。私もいつかオフ車復活したら遊び回ってみたいと思っている。

十石峠

 さて、いよいよR299のハイライト、十石峠である。

 歴史的経緯などをよく知らないのだが、この峠、はっきりいってすぐ南を走っている県道のぶとう峠の方がはるかに路面もいい。この事はツーリングマップにもかかれていて、ひどいケースでは、ぶどう峠の方をこの地域唯一のまともな峠と記載して十石峠はスルー。だがこれは実際に正しい。十石峠は国道の峠であるにも関わらず、市道か町道の山道レベルでしかないのだ。しかも落石ごろごろのひどいありさまは、過日の駿河国、山伏峠を少し彷彿させる。あちらのように開放的でもないし、しかも国道のくせにとは思うが、しかしアレっぷりは大差ない。

本当に幹線国道か?^^;

いや…あの…

えええええ@@;

 一車線でガードレールなしなんてあたりまえである。橋にも欄干すらないwww これで立派な現役国道とか超ウケるwww

 あまりの面白さに一曲歌おうかと思った(ギタレレ持参してますた)が、うっそうとした空気でイマイチその気にならない。やはり背負うべきか、それともウクレレも試すべきか。

路肩に止める。

荷物はギタレレなので気にしないでください。 しかしせまいな

十石峠

 上につくと少し尾根を走り、そして峠。なんかフリーダムな雰囲気で展望台とかあります。

かわったアングルで撮れるなぁ。そう、ここから長野県です。

長野側は道がいい。でも油断は禁物

麦草峠

 標高2127m。先週いった大弛(おおだるみ)峠が一般の車道峠で日本最高峰ならこちらは二番目。しかしこちらは観光化されていて悪いけどつまんない。先にこっちに来るべきだったか。

 しかしまぁ、いい峠である。開放的でまったりできる。近くには店もある。

さぁカエルか

 この後はR20に降りて山梨県いり。あまりの暑さに川で遊んでいる大量のスク(みず)女子を「なつかしいなー。このへんまだスク(みず)なんだなー」と昔を思い出しつつ見て帰りました。

(おわり)