折りたたみ自転車で石神井公園〜東村山市

自宅~石神井公園
石神井~東村山
東村山〜迷い道〜帰宅
データ
迷っていた川沿いの道(推定。たぶんこのへん)

自宅~石神井公園

 先日に続きよく晴れていた。今日はバイクでなく自転車の日である。
 とりあえず六時スタート。石神井公園に向かって走り出した。
 実は今日はふたつの目的地の間で迷っており、石神井公園は近い方だった。ようするに「石神井公園が面白ければここでたくさん時間を使って帰り、そうでなければ走り優先して遠くへ」というコンセプトだった。遠い場合の目的地は東村山市役所であり、もちろん選んだ理由は、 脳内で志村けんの幻影がバレリーナ姿で踊ったから だった。

途中のどこかの踏切

 石神井は遠くない。12kmそこそこだし、輪行で光が丘には行った事があるからだ。この小さなチャリで埼玉県の土も二度踏んでいるし、恐れる事はない。恐れるのは「帰るのがめんどくさい」と気持ちが折れる事だけだ。
 とことこ、とことこ。GPS携帯を時々取り出して確認するのが面倒だ。いっそハンドルに固定してやろうかと悩む。でもその前に頑丈な雲台が必要かな。
 そんなこんなしているうちに石神井公園駅に到着。ど根性ガエルのイメージしかない私にはとんでもねえ町に見える。公園どこやねんと捜しつつ移動。

ゲット。

風景。

 趣味人の待ち合わせにはよさそうだがデートには向きそうにない、とか失礼な事を考えてみたり。ここはぴょん吉像とかないんだなぁ。

 お茶を買って水分補給。

 なんか地元の健康マニアと家族連ればかり。浮きまくっているので最終目的地を目指す事にする。♪ひがしむらや~ま~♪

 しかし大変なのはこの先だった。

石神井~東村山

 純粋に体力移動とすると、確かにバイパスやサイクリングロードがいいんじゃないかと思う。だけど今日は春風がやたらと強いし、変化の少ない路で踏みまくりっていうのは体力に乏しい私には未だにきついのだ。その点、路地裏移動は迷うのが問題だが土地勘さえあれば快適で楽しい。まぁ、飛び出しには要注意なのだけど。

 なお、新青梅街道を通った際、名物のピンクの痛車(コペンベースの奴。元ネタがよくわからないのだけど、かなりよくできてる)を発見したのだけど撮影できず。撮るならもちろん持ち主に許可とりたいんですよね……こういうのってどこで尋ねたらいいのかなぁ。

西東京市某所。もうすぐ東村山

 しかし疲れる。23区内と違って変化に乏しく、ほんとに純粋に体力勝負だ。ぜえぜえ。

こんな道もあったり

新青梅街道の道端。なんかすごい地形だぞ

東村山市役所到達

東村山〜迷い道〜帰宅

 問題はこの後だ。迷った迷った盛大に迷った ^^;

 道路の南側にクリークと歩道がある、雰囲気のいい道を延々走っているのだが、だんだんと北関東地形になってきて「やばい」とマップを見る。自動車モードにすると最短ルートにR254を指定されるのを見てさすがに青くなる。清瀬市なんて知らねえよ(市民の皆さんごめん)。

 携帯マップは語る。『自動車モードだと帰宅に約38km必要です』げげげ。

 仕方ない、 最終兵器『団地や公園ぶち抜けショートカット攻撃』 だ!チャリにしかできない荒技だが、この手でどどーんショートカットを図る。

 まず件の道路の南側にモデルハウスの展示場があったのでそこに突っ込んだ。このまま南に強引に抜けると、次に団地があったのでこれもぶち抜ける。なんか斜めの道路があったのでしばらく走り、さらに古めの住宅街も突っ切る。一方通行?ああすみませんシラネーヨみたいな。

 この手でとりあえず練馬区まで移動。

善福寺公園でトイレ借りる。もうへとへと

ふう。

 何とか地図と通学少年のチャリを見つつ移動。大泉学園の近くに出現する事に成功する。学園の近くで牧場( 小泉牧場というらしい。ホルスタインがいた立派な牧場だった。まさか23区にあるとは! )を見たりビビリつつ、後は石神井公園の方に向かった。

 途中、スポーツドリンクとビターチョコをゲット。ハグハグゴクゴクと全力でエネルギーと水を取り込み近くにいたおっちゃんに変な目で見られる。

 ふう。さあ帰ろう。

 行きと大差ないルートをたどって戻った。

データ

 大久保→脇道多数→東中野→脇道多数→石神井公園→富士街道→新青梅街道→脇道いっぱい→東村山市役所→いろいろ→(このんで牧場見つけた)大泉学園→石神井公園→帰宅

 推定走行距離: 約55km (出発06:00、帰着11:15)

迷っていた川沿いの道(推定。たぶんこのへん)


大きな地図で見る