足柄峠他

(やどりき)の奥の集落へ→失敗
地図
ルート
足柄峠
地図
ルート
旧箱根第七隧道(仮称)
場所
ルート
帰り
本日の後悔

 足柄峠って知ってますか?駿河国(するがのくに)相模国(さがみのくに)の間を結ぶ峠で、箱根ルートや国道246号が整備される前は、駿河に抜ける道と言えばここだったんです。

 そんな足柄峠ほか、いくつかの道にお邪魔しました。ついでにオイル交換も XD

(やどりき)の奥の集落へ→失敗

 まずは寄り道をひとつ。 ほら、字も『寄』だし<ぉぃ

地図


より大きな地図で 寄入り口~山北方面への山越え(失敗) を表示

 ここ知ってますか?

 山の中なので地図がうまく動かないかもしれない。その時は、縮尺を変える「-」ボタンをいじってみてください。

 国道246号を使ってる人なら、大井松田の分岐の少し手前、山側にあるセブンイレブンをご存知でしょう。少なくとも20年前には存在し、寒い日のツーリングでは重宝した人も多いに違いありません。

ルート

 まず、(やどりき)の分岐のセブンイレブンで休息。手を温めて感覚を戻してから中に入りました。20年ぶりくらいだし当時の記憶はほとんどありません。

 昼間にここを走ると「なんでこんなに交通量あんだ?」と思う人がいるかもしれない。これは当然で、ここは 国道からは何もないように見えるが、実はかなり巨大な集落がこの奥にある のです。高いキャンプ場や閑古鳥(潰れた?)な宿、そして山の中には古道があります。

この奥は交通量ゼロなので途中からどんどん荒れだします。注意

 この奥にずーっと入って行ったのですが……ちょっと理由があり、引き返しました。理由はと言われると説明が難しいのですが。いや単に「唐突に、何もないのにエアが抜けるような変な音がした。バイクには何も問題なかったが、誰かが「ここはやめとけ」と言ってるような予感がした」のです。

 私はこういう時、まだいけると思っても引き返します。普通の人はそのまま行っちゃうんだろうけど、そういうスタンスを大昔から守っていますので。自分のフィールドの外にいるのですから、どんなに心引かれても決して無理はしません。

 というわけで次回にお預け。次なる目標でありメインディッシュの足柄峠に。

足柄峠

地図


より大きな地図で 国道246号から足柄峠へ を表示

 冒頭の繰り返しになりますが、これは古い道です。従って道は細いです。

ルート

 昔は主要道路だったとはいえそれは本当に昔の話。神奈川県と静岡県を結ぶという立場にありながら、すっかり古道扱いでマイナーです。しかし、それゆえに246や箱根越えが渋滞してもこっちは簡単には詰まらないと思います。まぁそれなりの道ではありますが ^^

 なお、簡単に行きたいのなら小山市街から入る方がいいと思います(足柄峠の標識が出ている)。私は松田方面から入りましたが、この場合は直前の県道の分岐まで表示がなく、南足柄を知らないと迷う事になるかもしれません。私は迷いました ^^;

 (駿河)小山側からだと、ゴルフ場の横を抜けつつズルズル上がって行きます。まるで林道の始まりみたいで不安になるかもしれませんが、道路規格が古いだけで一応は県道ですし舗装もされています。ただし唐突に林道規格の狭さになる事があるので、それだけ注意してください。

 足柄側から登ると、ほとんど峠直前まで走りやすい快走路が続きます。ただし途中、駿河側以上の狭い旧道と併走する区間があり当時が偲ばれます。

 また両方および峠の上に言える事ですが、歴史あるエリアゆえに古道が(ある程度)整備されていてハイカーがいる事があります。無謀運転はしないで。

広い場所があるけど、これはバスの転回場のようです。注意

駿河側にくだろうとすると異様に狭くて驚くかもしれませんが、県境の向こうは二車線に戻ります。

小山に降りる途中の景勝点のひとつ。 残念、富士山は雲か

 ここは路肩も広くなっていて、たぶん富士見ポイントと思われます。

旧箱根第七隧道(仮称)

 突然ですが、明治隧道を発見しちゃったのでレポート。まぁ専門外の線路隧道ではありますが。おまけに廃隧道

場所


より大きな地図で 箱根第七隧道(B地点) を表示

ルート

 小山市街に出たのですが「どうせだから谷峨の一休食堂でごはんを食べよう」と決断。国道246号バイパスをずるずる走るのはゴメンなので、 駿河小山の駅の裏側を抜けて旧市街をまったり走り ます。

 そうしていると、唐突に「うお、なんだあの明治隧道は!」といきなりストップ。

踏切のそばにあります。業務の邪魔しちゃダメよ

右は現用の箱根第七隧道、左が古い方。ちゃんと貫通してて向こうが見えます。

鉄道隧道は専門外だけどこれは昭和初期かな。

 千葉でこの形だと昭和中期もありのようだが……う~ん、立入禁止なのが残念だ。

天城山隧道を見た人なら同時代だとピンと来ますね ^^ 典型的な明治隧道だ

 あ、ちなみにこの撮影ポイントも(たぶん)一般人立入禁止……今気づいた。ごめんなさい orz>JR様

明治31年竣工。ふむ、やはり

レンガ巻きという奴です。くたびれてますが

 もったいないな。これだけのものなら観光資源にできるだろうに。

 余談ですが、あとでネットで調べると このあたりでウルトラセブンの撮影がかつて行われた ようです(うお!)。へぇ……みんな調べてるなぁ。

帰り

 実はこの他、 都夫良野峠に行こうとしたんですが、高速道路公社(?)のゲートで道を阻まれていまして入れませんでした 。迂回を試みたけどどうしても入り口がわからない。落ち葉と落石を避けつつゲートのそばまで行ったのですが、まぁ仕方ない。泣く泣く諦めました。

 う~ん、いくら都夫良野トンネルのすぐそばだからって、道ごと閉鎖するなんでどうなのよそれ X(

 まぁ仕方ない。帰るか。

 オイル交換のためにバイク屋への移動ですが、246はかったるいのでヤビツ峠を通りました。

うむ。よい天気だ

本日の後悔

 せっかくギター持っていったのにあまり弾けなかった……。 場所探しツアー もしないとダメですねえ。冬場の命題にしますか。

 よし、 「いい場所みつけて一曲作る」事をテーマに何か 考えよう。うむ