今朝(2009/11/03)は寒かったです。それに予定もたててなかったので、遠くに走る気はあまりしませんでした。地図をひねくり回しても、なんかピンとくるものがなかったですし、そも、山北の木造校舎の分校とかそういう面白そうなものは後に回したかった。
んでまぁ、今までさんざ後回しにしていた「北方開拓」の初陣でも切るかーという事にしました。
第一段はとてもお気楽に「
最近やたらとプチツーリングに出てますが、こうも短期のツーリングを連発するのにはもちろん理由「も」あります。
端的に言えば、行動の自由の確保です。
道路っていうのは、いちいち地図なんか見なくても走れるようにしておかないと「自由に走れる」とは言えないのです。だから、現在の居住地である東京から、東西南北に枝を伸ばす必要があったのです。
私はそれを「 神経を入れる 」と呼んでいます。呼称の由来は、斉藤英一朗の小説『ハイスピード・ジェシー』なんですが、とてもうまい言い方をするものだと以来、 バイクで 脳内の白地図に新しい道を刻む という意味で使ってます。簡単に確保するとも呼びますが。
されど──白に戻りし地図に刻む、千の旅路の最初の一歩!
……お?今、何か幻聴? ^^;
さて 2009/11/02 現在、確保できたルートは以下のようになってました。
(リーチというのは片道確保の事。往復できないと確保したとは言わない)
いや、北方もR4を使うならOKだと思います。しかし昔の話ですし、 R4では信濃などの山岳部の一番おいしいところへは行けない。
そんなわけで、今までのバイク生活でほとんど走った事のないR122(国道122号)を選びました。default gatewayには国道122号の某所を指定。予定どおりなら、そこにまっすぐ接続するだけで現地のすぐ近くまで行けるはずでした。
無計画にうだうだしていたので、頭が目覚めるまで動けませんでした。4:30回ってからスタート。といっても今回は今まで全く未開拓のルートであり、ルート記憶がなければ30分は早く出られたと思います。また、このところの連続ツーリング攻撃がなければ、荷物選びでもっと遅くなったのかもしれません。
長時間ではないので荷物を分けず、工具も全部リヤボックスに。それでも万が一に備えてネットブックは押し込みましたが :D
まずは国道122号に乗っかりました。盛大に迷いそうになりましたが、王子という土地で無事乗っかりました。だいたい予定どおり、かな?
あとはガンガン進むだけです、ありがとうどこかの王子様(違
しかし、えらい寒いな。次からは早朝走りにゃハンドルカバーを常備しようか。
埼玉に抜けてから一発目の休憩。気が早いっすけど、 「ぱぱー、ぱぱー、う○○ー」 と、せっかく満月を見て気持ちよく走っている雰囲気をあっさりぶち壊す自然の欲求ですよ。仕方なくバイパスぞいのローソンで休憩です。缶コーヒー購入。
で、感覚がなくなっている指を復活させます。ふにふに。
寒いせいか富士山が綺麗なんですが、携帯のカメラだとそこらの山と区別つきません。遠いからってだけではなく、そこらへんの山も七割方が冠雪しちゃってるのです。もうすぐ冬ですねえ。
2 はす……た?……はすたぁ!?
い、いや違う、ハスタじゃなくて
いや、そこ笑わないでくださいな。『はすた』と読んじゃった瞬間、頭ん中で、はすたぁの名が出てきちゃったんですよぉ ><;; スパーンとこう。
頭ん中で「いあ、いあ」と、もふもふが踊ったんですよぉ。旧支配者でもふもふで、夜明け前で薄明るくて頭ん中もパーなんですよぉ orz
すみません蓮田の皆さん。でも一瞬ビビったっす。
とりあえず、頭と凍えた手と膀胱を休めました。
ふー。やはり手を凍えさせるのはよくないですな。不経済だし危険です。妄想もそのせいでしょう。
しかしこの後も、怪異は続くのだった。
1 「もしもし、館林です」
ちょ……まてコラ、なんだこりゃ ^^;
頭ん中で一瞬、コアラヘアーの緑髪の女子高生に
いや、全然狙ってなかったんですよマジで。○○ラーなんて十年前に卒業してますって!!……いや、二次創作まだ書いてますけどってそういう話ではなくてー orz
……いや、すみません認めます。道路案内に「館林○○km」と出た途端一期に、いや一気に蘇りましたよエエ。ゲーム機も持ってない今、とっくに忘れたと思ってたんですが。
そういえばこの時代からじゃないですかね?今で言うヲタクの聖地巡礼ってのがじわじわと知られ始めたのって。館林市にもみはりんのファンは来たのかなぁ、あの頃。
森高千里の歌にある『渡良瀬橋』とは目の前に見える鉄橋みたいなのでなく、そのひとつ奥にある銀色の橋の事だと思います。そっちにも歩道の橋がくっついてます。で、遠くないところにタバコ屋とか公衆電話があると思います。
八雲神社は入り口見つけたけど、とりあえず「ふむ」と見て終了。まぁ、ここに来るのは目的ではなく手段だったのだから、まぁいいのです。
ていうか、ちょっと激しい経験しちゃってハイになってました。この頃には脳がエンドレスで渡良瀬川を歌ってたんですが、
しかし静かな町です。確かに夕陽が綺麗そうだ……。悪くないかも足利。
ちなみに国道122号からの接続のポイントですが、 国道407号と交差したら3右に折れてください 。その道は県境を越えると栃木県道5号線に接続するのですが、この5号線が渡良瀬川を渡る橋こそが、 森高千里のPVに出てくる渡良瀬橋そのもの なのです。欄干にも「わたらせばし」と書かれています。
のたのたと走って帰りました。
心配していた都内突入もクリア。これで北にも一本神経が通りました XD
(おわり)
(東京都)王子→R122→(埼玉県)→(群馬県)太田市韮川町交差点→R407→(栃木県)→県道5号→渡良瀬橋
(渡良瀬橋の北側周辺)→再度渡良瀬川を渡り、駅の反対側に回り込む→県道8号→(群馬県)館林市→R122→(埼玉県)羽生市→(東京都)王子
項目 | 金額 | コメント |
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燃料 | 1085円 | 前回の給油は山梨県都留市。超山間部を含み 26km/リッター位 |
グミ | 120円 | トイレ代。帰ってから食った |
コーヒー | 240円 | 120*2 |
黒烏龍茶 | 120円 | 今飲んでる ^^ |
たぶんハンドルカバーがなければコーヒー一本減らせたと思う。
とはいえもっと欲しいならボトルを用意すればいいとも考えている。
網が全く張られていない部分がある。つまり横糸がない。
各方位のルートのつながりが悪い。具体的にはR1とR246はそこそこOK、R20とR246は(細部まだあれど)ほとんど把握OK、R20とR411はそれなり、R411、R122、R4、R6、湾岸道路の間は全滅(つながりが全く見えてない)という感じである。
しかし、だからといって安易に環状ツアーやるのも退屈すぎるので、県道ツアーなどのついでに横糸も張ってみたい。
2. 蓮田の皆様すみません。
1. 館林市の皆さん本当にごめんなさい。バカと笑ってやってください。
3. 直接右折できたかな?バイパスから降りると右折禁止だったのですが、私は当然バイクなので左折しといてクルリでした。