経過情報のの抜粋です。本体は『音域拡張計画』の方を見てください。
自粛ムードもいいかげんにしないと、日本の経済終わっちゃうよ! というわけで、とりあえずいつもの生活に戻す。自粛ムードのまま慣れてしまうのが一番怖いね!被災地でないみんな!普段の暮らしを取り戻せ!被災地への最大の支援は現地にお金を落とす事さ!なんでもいい、消費活動の折にそれを考慮して行動しましょう。
さて。2011/4/3日曜日のひとカラの結果より。
前回が3/6、つまり震災前最後の日曜日だった事から、ほぼ一ヶ月ぶりとなる。緊急帰省していた一週間ほどの時間を除けば自宅でぼちぼちボイトレ続けていた事もあり、変化は地味に進行している。
なお余談。下の表によるカテゴリわけですが、これは素人がその時点のイメージでまとめた参考値で絶対的なものではありません。まさかと思いますが、参考にされる方おられたら注意してください。
声タイプ | 声域 | コメント |
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地声(チェスト) | 深く潜航中 | 厚みの不足を感じ始めた。こちらも強化すべきか |
ミドル(下) | 中性化中だが… | 郷ひろみ状態になりつつある。要対応 |
ミドル(上) | もうひとつの音域として変化中 | 中性的な声のまま安定化進行中。中村中ぽい声質 |
裏声(ファルセット下) | 安定化 | ミドル上の安定度を少し得ている。このまま安定させたい |
裏声(ファルセット上) | 差別化状態 | いかにもファルセットという感じのままで浮き始めている。 |
低域の訓練として、ささきいさおの歌や軍歌などを使っていたが……もう少し本格的にやるべきかもしれない。
トレーニングが進むにつれて、ミドル(上)とファルセット(下)が生まれてそれぞれの本流から枝分かれしている。
ミドル(上)は限りなく ファルセットに近いミドルボイスで音量もかなり稼げ、かなり理想に近い。 ファルセット(下)も同様で、推測では両者はいずれ融合し、地声に勝たずとも代用できるほどの声量と音質を得られるだろう。
なお、境界線上の難易度高な課題曲として、 ビリー・ジョエル『Honesty』 が浮上した。音域の切り替えなどが大変難しいが、うまくいけば中性的な領域で大変美しい持ち歌となろう。
パラダイム・シフトが起きつつある感じなので報告。
声タイプ | 声域 | コメント |
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地声(チェスト) | 深く潜航中 | ミドルの補助として使う事がある |
ミドル | 安定化進行中 | 中性的な音質に移行をはじめている 。ファルセットとの区別が微妙 |
裏声(ファルセット) | 急速安定化 | 裏という意識なく発声するようになってきた |
元々「もっと高い声で歌いたい」とはじめた本トレーニングなのだけど、スタートから約十ヶ月が経過した今、狙いどおりになった点と計算違いの点が存在する。ちょっと述べてみたい。
一番重要なのは 普通に歌えるようになってきた 点だ。
最初の一ヶ月はドレミを出すにも苦心した。どれくらい凄かったかというと、だいたい、トランペットのマウスピースで音階を出すに匹敵するかそれ以上に大変だったと言えばブラスバンドにいた方にはご理解いただけるだろうか?
その次は音程・音質の安定化で、これは今も続いているがつい最近までほとんど暴れ馬だった。
そして今は「いかに地声に近い表現力を得るか」にフェイズが移行している。
地声のままでは表現不可能な高音に現実に手が届きはじめた。あとは安定化、よりよい声量、地声と同じ表現力に手が届けば完成。最後のブラッシュアップが一番時間がかかるわけで、おそらく年単位の時間がかかると踏んでいるのはギターなど他の楽器と同じようなものだ。
あと「喉を鍛えたらオカマっぽさは消える」という想像がどうやら当たっていたのがGJ。カウンターテナー歌手、ネットの両声類な歌い手など、歌い込んでいる人の声は男か女かは別にして不自然なオカマっぽさが減少している感があったので「 オカマっぽいのはちゃんと喉作りができてないからだろう。きちんとボイトレすれば自然に発声可能になるはず 」と想定したのはどうやら大当たりだったらしい。いや、独学なのでものすごく不安だったんだけどね ^^;;;;
一番期待はずれだったのは「少年時代の声に近いもの」が得られなかったという事か。
録音してみるとわかるのだけど、中性的な声になるのはいいが声変わり前とはあまり似ていないと思う。無理に可愛く発声しようとすると、むしろ女声に近くなるのがなんとも(^^; だがこれまた声質の問題で女声っぽくなるだけで女声とは言えないと思う。
残念だけど、 皆川おさむのものまねで『黒猫のタンゴ』は歌えない。おばさんがカバーしたみたいになってしまうんだこれが XD
あと、予想したほどに高音にはならなかったのも意外かな。十分に高くなったけど、まさにオク上感って感じ。そのへんはやっぱり大人の喉って事なんでしょう。
最近変化があったので報告。
声タイプ | 声域 | コメント |
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地声(チェスト) | 特に変わらず | 高音域はカラオケで試す程度。 |
ミドル | 安定化進行中 | 表現に幅が出せるようになり、普通に歌えるようになりつつある。以前なら低すぎて歌えない歌が歌えるようになってきた。 |
裏声(ファルセット) | 特に変わらず | ミドルとほとんど融合してしまった。もう境界もへちまもない……。 |
ファルセットは裏声とイコールではない、というのはボイトレの本にしばしば見受けられたが、その意味が10月に入ってからリアルに実感できた。実際その通りだ。裏声は所詮裏声で、どんなに綺麗に出せても説得力をもって響きわたる事ができない。レコーディング専門でネットにアップするだけ、なんて感じならいいんだけど、普通に歌いたいと思うなら、やはり制限があっても声は出したいわけで。
地声の要素が加わっても声質はカマ寄りにはならない。三原色がそうであるように、混ぜても黒くなるとは限らないという当初の推測はやはり正しかったようだ XD
まぁ色々と言えるが、 何よりも嬉しいのは、歌える好きな歌のレパートリーが一気に激増した事 だろう。これがどれだけ嬉しい事かは、歌う事が好きな人じゃないとわからないかもしれないが。本当に嬉しい XD
古い時代を中心に、特定の歌手のレパートリーを次々歌うようになってきている。年代も気にしないので『 蘇州夜曲 』も歌えば桜田淳子も歌うし、研ナオコとか当時もっと聴いておくべきだったと後悔してます。得意とする音域がだんだん下がってきていますが、『支那の夜』などの戦中・戦前歌謡を原曲キーで歌うと大抵高いので、これらと低い曲を織りまぜています。
ひとカラで最近多いです。中入りでウーロン茶頼むと「何杯ですか」と尋ねられる。
ちゃんと過去の来店記録でDAMばかり(ミク曲狙いで二度ほどJOYいったが)歌ってる事も先方把握してるようなのに、人数は記録してないんですかねえ。謎。
久しぶりに経過報告。
声タイプ | 声域 | コメント |
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地声(チェスト) | 特に変わらず | 高音域でミドルと区別がつきにくい。 |
ミドル | 特に変わらず | 下がますます地声にめりこむ。もはや副音声と化しつつあるが音量がまだ足りない(特に低音)。また高音はファルセットとの境界が本人もわからなくなって混乱中。 |
裏声(ファルセット) | 特に変わらず | ミドルと融合が進みすぎて自分でももう境界が全然わからない。 |
以前と比べると比較にならないほど安定化している。声が出しにくい現象も影をひそめつつあり、むしろ今は「この声がこの先どう変化していくのか」に重点が寄りつつある。
オートバイ的に言うと 「急激なギアのクロス化」が進行中。
少し前にミドルボイスの本格的鍛錬を開始したが、地声からミドルに接続して訓練を開始した途端、ファルセットとミドル(以前はミックスと呼称)の領域が近づきはじめた。ファルセットの下の方にミドルの成分が明らかに混ざり始め、ファルセットによる低音の発声がやさしくなってきたのである。そのまま少し訓練を続けているうちにどんどんクロス化が進み、現在では高音を出す時にファルセットという意識がなくなりつつある。いや、たぶん分類的にはファルセットなのだが、ミドルが混じるにしたがってどこまでがファルセットなのか発声している自分にもわからなくなってきてしまったのである。
またミドルの下方でも地声領域にじわじわと食い込みはじめている。現在ではまだ難しいが、ミドルの制御がうまくいきはじめたら、おそらくまた劇的な変化があるのではないかと思う。
ファルセット下限付近では今も大きな声が出せないが、声のコントロールは日をおって向上しており、また低い声でも慣れるごとに大音量の発声が可能になりつつある。このままいけば遠からず、ミドル+ファルセット全域で朗々と歌い上げる事が可能になるのではないかと推測しているし、またそれを期待している。
地声との間には境界があるが、ここは現状、まだ手がついていない。もっともこれは杞憂かもしれない。ミドルの鍛錬に「低音を出す」を続けている現状、地声のみの担当部分は減りつつある。明らかに低音が必要な場合以外、むしろ地声の方が付加的存在になるかもしれない。そうなってから接続を考えても遅くないだろう。
耐久性も確実に上昇中。現時点でも二時間を歌い続ける事はできないが、地声やミドル・ファルセットを織り交ぜつつならば相当持ちこたえられるようになっている。
ツーリング中、誰にも聞こえないのいい事に歌い続けていると、当日や翌日に劇的に鍛錬が進むというのを何度となく体験した。おそらく、のびのびとリラックスしてしかも長時間声を出しているのが大きいのだろう。
思いもよらぬ実益である。もちろん今後も続けよう。
2010/8/8。事実関係の確認がなされていないが、ひとカラで「おひとりさま」なのに関わらず、あとで数度にわたりスタッフが人数確認にくる(しかも歌っている最中を狙ったかのように入ってくる)という椿事が発生。この日はさらなるミドルボイスの安定化が進んだ日でもあるが「ひとりなのに数人に聞こえた」ために起きた事故かは不明。
とりあえず、前向きにとらえて「次にそういう事が起きた時はもっと決定的になるようさらに努力する」ことに決定。
芸達者はいい事だろう。
帰省中にうちの母と合わせる機会があったが、母いわく「あんたの音域メゾアルトくらいかね」だそうである。……ていうか、母親に下のパート歌わせて(確かに母はかなり音域低いが…)上を歌う息子ってなんなの orz ついでに言うとファルセットに動じない母親って何者?いや、聞けば中学時代に合唱やってたとか……初耳だぞそれ! @@;
※ | 曲目 |
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下限・上限はもう区別していません | 美しければそれでいい、この広い野原いっぱい |
性質が定まりつつあるので、それに向いた曲目を狙っている。
ただ自分の声って自分でわからないものなんですよね。そろそろ他者の耳が必要かもしれません。
項目 | 対応 |
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オカマ声問題 | 以前よりマシにはなっているようです。引き続き安定化を。 |
サビの上部について | むしろ高音域は少しきつくなっている。ここは、あまり落とさないように安定化を目指したい。 |
音程が安定しない | 安定化が進んでいます。もっとリラックスしてたくさん歌おう。 |
地声がつながらない | 現状は気にしなくていい |
女声したいのだが | んー、もうしばらく基本をやってからね。まだ安定化優先 |
おもしろいことに、自分の声というのはたとえ録音しても客観的にわからないもののようです。古い声と聞き比べる必要がありそうです。
たった一日ですが、裏声の方の進化状況がとれたので更新。
声タイプ | 音域 | コメント |
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地声(チェスト) | 約1オクターヴ弱 | 現在全く使っていない |
ミックス | 約1オクターヴ半 | 下の方が地声エリアにだいぶめり込んでいる。裏声の変化にあわせて境界が曖昧になっている。裏声との境界域が自分でもよくわからない。 |
裏声(ファルセット) | 約2オクターヴ弱 | 裏声専門トレーニング中 。音域急速拡大中。ただしミックスとの境界が自分でもよくわからない |
化け物のような勢いで裏声領域が拡大中です。Gを出していてふと気づきオクターブ出してみると2オクターヴギリギリだったというわけです。でも言うまでもないですが上の端と下の端は苦しいので、弱としました。絶賛拡大中。安定化もとんでもない急ピッチで、中低域はおそらく裏声と気づかない人もいるでしょう。
音質はやはり「中性的な私自身の声」で安定化のようです。いろいろやるには安定化してからさらに小細工って事ですね XD りょーかい〜。まぁええ、お楽しみはあとにとっとくべ。
31日夕刻に試していた曲は以下。
※ | 曲目 |
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音域の上限曲(参考) | サンセットメモリー、タキシードミラージュ他 |
音域の下限曲(参考) | サンセットメモリー、わたしたちになりたくて他 |
たまたまネットでぶつかった歌を「これ歌詞あるかなぁ」と見てyoutubeで音程確かめて歌ってみて……というパターンですね。
課題曲として『セーラースターソング』がもちあがりました。こんな後期のセラムンは知らない人(あたりまえだ。いくらなんでも歳いくつだとw)ですが、聞いて気に入ったので加える事に。
同様に、礼文でギターで弾いた事もある(当時はミックスで歌ってましたが)タキシード・ミラージュや私たちになりたくても追加。なにげにセラムンのエンディングはしっとり系の歌いやすいのが多い。これはもちろん当時の視聴者層が歌いやすいようにという配慮だと思います。ごめん、こんなおっさんが歌って(^^;;; しかし、やるからには知性とか教養とか羞恥心は投げ捨てないとwww
しかし、高い声が出るとは本当にいいものです。逆に今の声域だと歌えない歌ももちろんたくさんあるけど、圧倒的に歌える方が多い……。ずるいなぁ。こちとら、たとえ今歌えても人前で披露できないもんなぁ。(あたりまえだが)
一日なので基本的に変化はないですが、気になったポイントだけ。
項目 | 対応 |
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体調変化に非常に敏感 | ボーカリスト向けの健康管理の導入。いやマジで ^^;;;; |
高音域は元来とてもデリケート。ソプラノ歌手などは一部の例外を除き、手タレが料理も裁縫も禁忌のように「やっちゃいけない事」がたくさんあるそうです。
もっとも百年に一度と言われる天性のソプラノ歌手は大丈夫だそうですが。実際、故クリスティーナとウーゴのクリスティーナさんは、旦那のウーゴさんにつきあって深酒しても全然平気で自慢のソプラノは揺らぎもしなかったそうです。
……すげえ。高音やるようになって初めて実感した。本当に凄かったんだなぁ。
wiki鯖の方に歌唱リストの作成に入った。何に使うかというと、カラオケなどで試す時にこのリストを見てリクエストしようというもの。ようするに、時間単位だと絶対選曲で悩むので、悩まないようにリストを作っておくわけだ。
余談だがフェーズの方で二時間としてあるのは、ICレコーダに全部録音して後でチェックするためでもある。五時間くらいは録れそうだけど(地声ならともかく裏声では)五時間ももたないし、そもそも人間の方が後でチェックできるとは思えないので XD
(歌わない方にはわからないと思いますが、長時間の歌唱は結構膨大なエネルギーを喰います。んで、歌唱には歌唱用の筋肉があって、使いまくると疲労するしケアのやりかたも筋トレと同じだったりします。さらに現時点では裏声の制御がまだ頭で行われているので、余計な疲労がたまるのも事実……)
今日のお昼の時点です。全部いっぱいいっぱいだと約3オクターヴです。ただし地声を使わないので実際には2オクターヴないでしょう。
あまりにも裏声が使い物にならないので「だったら全部裏声にしてやらぁ」と特別メニュー実施中です。ゆえに「はい?」と言われそうなほどの構成になってますが気にしないでください。
声タイプ | 音域 | コメント |
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地声(チェスト) | 約1オクターヴ弱 | 現在全く使っていない |
ミックス | 約1オクターヴ半 | 下の方が地声エリアにだいぶめり込んでいる。裏声の変化にあわせて境界が曖昧になっている。 |
裏声(ファルセット) | 約1オクターヴ強 | 裏声専門トレーニング中 。音域急速拡大中 |
※ | 曲目 |
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音域の上限曲(参考) | Danny Boy、碧い瞳のエリス(1オクターヴ上げ)、アイモ〜鳥の人、トエト他 |
音域の下限曲(参考) | 碧い瞳のエリス、夕焼けリンゴ(谷山浩子) |
すみません、男が歌うとは思えない曲目ですが、裏声ベースだとこうなります。小学校時代の校歌だってそのまま歌えます。アイモだって、ちゃんとランカ・リーと同じ高さで歌います。大丈夫、大抵の男性はファルセット使えばこの高さはOKです。だってアイモって、たぶん『もののけ姫』より低いですよ?いやマジで。
はっきりいって上限や下限は「練習曲」なので「出るだけ」です。しかし夕焼けリンゴはそろそろクリアかな。一番上の音が少しひっかかりますが。音域の狭い唱歌などでゆったりと練習した後、これらの歌に移るという方式です。今はまだ声が優先なので、一音一音きっちり発音するほうが優先です。すなわち、歌の形はほとんど成していません。
クリア条件は、ギターを抱えて裏声で歌える事。
今日試したけど、唱歌とかじゃないとまだ全然無理ですね。ギターか歌かどちらかの制御がダメになります。まだ頭でやってる、という事なんでしょう。
ま、夏までにはもう少しマシになるんじゃないかなぁ。年内には、ひとカラで二時間ぶっ飛ばせるくらいにはしたいのですが。
項目 | 対応 |
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オカマ声がキモい | 仕様ですと最初書いたけど、どうも違うようです。声を安定化して透明度を上げると印象がガラリと変わってくるようです(実際、訓練した裏声を使ってる歌手は数多いけど「あ、これ裏声」ってあなた気づきます?そういう事です)。したがって、これはフェーズ1終了後にもう一度考えます。 |
サビの最上部が出ない事がある(夕焼けリンゴやトエト等) | 非常に出にくいが発声できないわけではない。少々強引だがパーンと響かせるか口内だともう少し出るので、これで鍛えて音域を広げる。 |
音程が安定しない | 低い声を重点的に、とにかくたくさん歌う。 |
地声がつながらず置いてけぼり | 現在は無視していい。フェーズ2でシームレス切り替えをやる。 |
下限近くの声がヅカ状態 | 仕様です。 |
女声したいのだが | これはこれで大変面白そうなんだが、そういう応用編は後回しですな。 |
すげえ疲れる…orz | ひたすら鍛えるしかねえ。がんばろう |
既に下の方ではミックスと少し混じって制御しやすくなっている。スタッカートやスラーも可能になってきている。ミックス同様の制御のしやすさを裏声全域で獲得する方向でいきたい。
いわゆるオカマ声の問題。
お遊びで裏声を出すと、あのオカマ声になる。だが 裏声は構造上男性成分が弱い(男声を作る部分を振動させないから)だけであり、本来は中性的な声になる もの。実際に裏声鍛えてみてわかったんですが、あの『もののけ姫』のカウンターテナーとしての裏声は、裏声を使えば誰でも出るものではない。むしろ裏声を鍛えるともっと透明で中性的な声になっていくようで、もののけ姫のあれはおそらく声楽における「カウンターテナー本来の出し方」なのでしょう。つまり、うまい言葉がないですが、オペラとかの発声法ですね。
とはいえ、こちとらカウンターテナー歌手になりたいわけじゃないので、あの「いかにも」な音質は使いたくない。むしろ透明化ウエルカムで進行していってます。
記憶がもう曖昧なので、かなり適当です。下からいってます。
声タイプ | 音域 | コメント |
---|---|---|
地声(チェスト) | 約1オクターヴ | ここより上は喉が自動的にミックスを入れている |
ミックス | 約1オクターヴ | 自動切り替えだが、アップ時はいいがダウン時は不安定。一部カブっている |
裏声(ファルセット) | 約半オクターヴ(あまり使わない) | ファルセット単体ではほとんど使用しない。自動切り替えだが非常に不安定で、大抵は音域が足りない時に一瞬ごまかす用。 |
※ | 曲目 |
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音域の上限曲(参考) | メモリーグラス(堀江純)、みあげてごらん夜の星を(坂本九) |
音域の下限曲(参考) | ブランデーグラス(石原裕次郎) |
参考曲。ダジャレかいと言われそうですが、実際にこれが目安になっていました。メモリーグラスはミドルボイスも駆使したギリギリ限界で、体調が悪いと出なくなっていました。裏声を基本的に使わないですし、まぁこんなものでしょう。
しかし音域狭すぎ(泣)。本当に元合唱部(助っ人だけど^^;)か?
ただ、20代までの私はやたらと低い声にこだわってました。渋い声が好きだったんですよ。中学時代いやそれ以前から、渋い男声の歌が本当に好きでした。
でもそれ、無理してたんですよ。好き嫌いはともかく「歌う」には向いてないのに、無理して低い声で歌ってた。
しかし30代になってとうとう「こういう声は私には似合わないらしい…」と認めました、ええ。ずっと現実を認められなかったんですよ。
それから180度方向転換して今に至ります。