メイドロボについて。

 ToHeartを知らない方のために簡単に解説。

 メイドロボとは文字どおりの家政婦ロボットの事。アンドロイド、すなわち人型であることが特徴。

 当初は箱型のいかにも機械然としたものだったのですが、ひとの使う施設の中で人と日常的に相対するロボットにはやはり『ひとの似姿』が必要なのか、みるみるうちに人間と変わらないような姿のロボットに進化していったとのことです。これについては作中でも主人公の経験として語られています。喫茶店でメイドロボを人間のウエイトレスと間違えて話しかけたというものです。つまり、それほどに人間と変わらないのです。

 ToHeartにおいては、この『ひとと変わらないメイドロボ』の最右翼として『HMX-12型マルチ』というロボットが登場します。単に似ているだけではなく非常に高度なAIを搭載し、よく笑いよく動き絵に描いたようなドジまでふむ「そこらの後輩と変わらない女の子」。それが主人公からみるマルチの姿でした。

 本サイトで語るセリオというのはこのマルチに対するもので、高機能ではあるものの『人間らしさ』の度合いではマルチに大きく譲る姉妹機でありました。しかしその「さりげない取り扱い」がゆえに多くの創作者の意欲をそそりまくり、ついには『創作の女王』の異名をもつ程になったのでした。



あなたは?


PLZ 選んでください(未選択だとエラー)







-+-