近頃の私的Emacs事情

本ページの主役はノートパソコン

 本避難所を作成した理由はいろいろあるのだけど、最大のものとしてサブノートの利用頻度の高まりがある。

 このサブノートは中古をいただいたもの。シャープの古いメビウスなのだが、遅いしメモリーも少ないのでX Window Systemの利用はためらわれた。しかしこれに使えるWindowsのライセンスなんか当然持ってない。そんなわけでDebianをインストールし、コンソール主体で利用する事にしたのである。

 おかげさまで、コンソールにおけるKeymapの変更なんてコアな設定もひさしぶりにやる事になった。いや、なかなかこれが面白いのだが。

 そんなこんなで『あるかい奇譚』本サイト以外はこのノートパソコンで作成しているのである。

リソースの少ない環境でUTF-8を使うには?

 さて、そんな本サイトなのであるが、ひとつの問題が発生した。UTF-8の利用である。

 当サイトは本家『あるかい奇譚』を除く全てでUTF-8化が進行している。残念ながらフレームバッファ・コンソールにおいてドイツ語を読み書きする方法については研究中なのだけど、いずれは解決しなければならない問題ではある。そしてEmacs21でもUTF-8はmule-ucsパッケージによって利用できる。Emacs22ならば追加パッケージなしで対応している。

 ところが、これがなかなか重たい。

 デスクトップでは全てUTF-8化が完了しているのだが、コンソールやこのノートでは今もEUC-JPである。これはUTF-8がマシンパワー喰いなのがその理由である。多言語のフォントの割り当てやレンダリング。実際に多言語で動かそうとするとマシンパワーを非常に食ってしまう。あからさまに動作が遅くなるのである。これにはさすがに参ってしまった。

 で、あれこれやった結果の妥協点がEmacs21+mule-ucsである。

 実はEmacs22が良いらしいのはわかっている。だが現状、うちの環境ではこれをmakeしきれてない。情報も足りずうまく使えるかどうかもまだわからない。僕はEmacsに関しては人柱をする気はないわけで、こちらについては情報待ちといったところなのである。



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