私が一次創作等で使っている小説サイト生成ツールです。原稿ディレクトリに原稿をいれて novel.jar を実行するだけで、章ごとのXHTML1.1準拠の更新、インデックスの生成やらRSSの更新まで行います。外見はCSSで整えます。つまり、もっともシンプルなテキストサイトの作成しかできない大変単機能なツールですが、それゆえにRuby、Java、C#、D言語などでたびたび書きなおされつつ、うちでは利用し続けている古いものです。
XHTML1.1によるサイト作成の他、PDF生成や青空文庫形式にも対応しています。
サンプル(test)環境が中に入っています。それを見てください。動作例にはMakefileが参考になりますが、 java -jar novel.jar —help でも見る事ができるでしょう。
ただしPDF生成は外部コマンドを指定(—pdfconv=***)する必要があります。
青空文庫形式の作成(—aozora)は、 SJISへのコード変換は搭載していません 。Makefileをみるとわかりますが、C#版同様、サンプル環境の方にそれを補完する小さな ruby スクリプト utfcheck.rb で補完しています。動作には ruby+uconv が必要ですが、青空文庫形式を使わないのならこれは使用する必要ありません(—aozoraオプションを使わないようにすればOK)。また AIR草紙 等、一部の青空文庫ビューアはUTF-8での閲覧に対応しています。
動作させるだけならJavaランタイムが動く環境。gij または OpenJRE での使用を推奨しますが、本家Javaでもたぶん動くでしょう。中間コードを生成するなら OpenJDK で確認していますが、本家Javaでも動くんじゃないかなと思います。