迷っている事。

うちの携帯ネット通信網は2013年8月現在、こんな感じになっている。

構成

種別または名称 用途 備考
固定電話網 自宅常時接続とIP電話用 ひかり電話(使用せず)もともとADSLだったのを光ネットワーク用にしたもので。あと、実家との予備の連絡回線にもなっている。
NTTドコモ 携帯キャリア(主) 長年使っているもので。
イー・モバイル データ回線 データ回線用。以前はWILLCOMだったが、データ通信回線として使えなくなってきてしまったので却下。
イー・モバイル(通話) 携帯キャリア(副) もともとhtc ariaのために買ったものだが、今も予備通話回線として生きている。イー・モバイルと電話でやりとりする時も重宝している。ソニエリの料金払い中。

起きている問題点

イー・モバイルが将来使えなくなる事が判明
(うっかり機種変した私も私だが)よそに買われてしまったようで、来年から強力に速度規制が入るそうだ。
ドコモに、次に替えるべき端末が存在しなくなってきた
キッズ携帯と廉価版らくらくホン以外のすべての端末がワンセグ搭載となってしまった。しかも廉価版らくらくホンは防水機能を持っていない(他キャリアの同様のマシンはすべて防水になっている)。

イー・モバイルの問題は仕方ない。WILLCOMと同じ結末なので、これはもう廃棄しかないだろう。

通話の方は残るが、これはW-ZERO3もずいぶん遅くまで「所有」していたから同じでいいと思う。予備回線として確保したまま、陳腐化するまで待ってから解約という事で。

データ回線の方は、違約金を払って止めるにしろ、寝かせて二年たったら解約にせよ、来年の夏くらいの話でいいと思う。

ドコモについては当面、古いモデルでワンセグなしのものを購入して使い潰したい。それが困難になったら、電子マネー系を外してらくらく携帯系とする。ドコモだと防水ではないが、スマホ用途はドコモ以外に全部移して純粋に連絡用だけにするので問題あるまい。もちろん最終的にはMNPして他キャリアいきだが、これは家族割の関係があり、また別枠とする。

ドコモに陳情?既にショップでは何度もワンセグなしの問題について話しているので、もう無意味だと思う。言葉はもう無用。

さて。では、具体的に「その時期が来たらどこに乗り換えるか」を、現時点から候補を出してみようと思う。

具体的対応・用途別

主携帯キャリア

どこでもよい。端末は汎用性を捨て、電話とメールで連絡がとれればそれ以上は何も求めない。(この時点で、いわゆる高齢者むけの「らくらく携帯」しか残らないと思われるので、それを選ぶ)※極端な話、ストラップフォン2でもアリ。

今まで使っていたスマホ的用途は、すべて予備端末の方に移行する。

データキャリア

現在、使えるものは以下である。

WiMAX
速度制限のない環境を取り戻せる。だがサービスエリアが狭くなってしまう。
WiMAX+AU
こういうのも出てきているらしい。AUのエリアが広がりつつあるし、対応できるルータがあれば一台ですむ。
DoCoMoのMVNOなSIM
限りなく接続性をキープできる。だが速度は全く期待できない。

キャリアなんぞ水道のようなものである。コンセプトにあうものをつかえばいい。たとえば以下のようにだ。

形態 契約先(暫定含む) 利点 問題点
WiMAXルータ + FOMAプラスエリア対応の3Gタブレット WiMAX,MVNO業者 最終的な機器構成がシンプル。WiMAXルータは後で買えばよいので経済的でもある。 ワンセグ問題で国内モデルのタブレットが全滅状態であり、海外モデルはFOMAプラスエリアに対応していない。つまり実現性が限りなくゼロ。
MVNOな無線LANルーター MVNO業者,イーモバイル 最も安価な追加ですむ ただし速度面で問題を抱えるかもしれない。(当面はイー・モバイルで間に合わせる事になるだろう)

ふむ。やはり、今入手すべきとすれば、それはFOMAプラスエリアでアクセスできる無線LANルータかな?

予備携帯キャリア

どこでもよい。通話用イーモバイルは解約し、050の使えるIP電話に切り替える。電話がかかるならキャリアにこだわる必要はないから、むしろやりやすくなるだろう。

端末も、そのIP電話に使えるなら何でもよい。データキャリアに乗っかりwifi使用オンリーの前提でも構うまい。(そのためにもデータ側はFOMAプラスエリアが使える事が前提)

キャリア変更シミュレーション

以下はあくまで一例である。金額も適当です。

2013年秋~冬

キャリアは以下。

翌年2月でDoCoMoの携帯分割が終わるが、壊れてない限りそのまま継続。イーモバイル(通話)は2014年冬、データの方は一括購入ずみ。

業者契約はIIJかどこかと想定。2980円とか?

2014年春

DoCoMo端末の支払いが終わったら、次にIP電話試験に入る(050plusと仮定)。これが通じたら、状況次第で、イーモバイル(通話)について端末違約金を払いこみ、この契約を終了させる。

2014年夏~秋

そろそろイーモバイルに速度規制が入り始めると思う。利用条件とMVNOの様子を見つつ翌年春までにイーモバイルの契約を見据える。

2015年春

DoCoMoを除いてほぼ完成形。速度が必要な場合はWiMAXを、接続性が必要な場合はMVNO業者の回線を使う。無線LANルータが二機になってしまうが、これは仕方ない。代わりにIP電話端末は、できればこの時点でも所有しているであろう7インチタブレットで代用したいものである。

ある程度の未来

データ業者との契約が必須である以上、電話の方を何とかするしかない。だからこれもアリだと思う。

現時点では実家との関係でありえないが、将来的にはこれも視野に入れている。電話の到達性に不安が残る構成だが、未来にはキャリア固定電話の構造自体が変化し、電話網とキャリアがイコールでなくなる事を期待したい。

(おわり)