#author("2024-08-21T10:29:41+09:00","default:yakumo_murakami","yakumo_murakami") #author("2024-08-21T10:30:30+09:00","default:yakumo_murakami","yakumo_murakami") [[今さらPython]] - classを別ファイルにする。 classをカプセル化する意味はここにあります。 前作った fortune でやってみますか。~ fortune_ini.py にclassのみおいて読み込んでみますね。 * fortune_ini.py [#vf6e7ece] #!/usr/bin/env python import os import random import re import sys class Fortune: def __init__(self): self.get = "" with open(os.environ["HOME"]+"/.fortunerc") as f: x = f.read() x = re.sub(r'\n+$','', x) s = x.split("\n%\n") t = len(s) i = int(random.random() * t) self.get = s[i] 単純明快ですね。~ * fortune.py [#sbe0c5f5] #!/usr/bin/env python import sys import fortune_org_ini as fort import fortune_ini as fort d = fort.Fortune() print(d.get) sys.exit() * 実行結果 [#r9777818] $ fortune.py 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼) * データ [#d30e838b] .fortunercの内容も出しておきますね。 * .fortunerc [#d75ab3f1] 秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ (天智天皇) % 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇) % あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む (柿本人麻呂) % 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ (山部赤人) % 奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき (猿丸大夫) % かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける (中納言家持) % 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも (安倍仲麿) % わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり (喜撰法師) % 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに (小野小町) % これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関 (蝉丸) % わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ あまのつり舟 (参議篁) % 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ (僧正遍昭) % つくばねの 峰より落つる みなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる (陽成院) % 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに (河原左大臣) % 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ (光孝天皇) % 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む (中納言行平) % ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (在原業平朝臣) % 住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人めよくらむ (藤原敏行朝臣) % 難波潟 みじかき葦の ふしの間も あはでこの世を 過ぐしてよとや (伊勢) % わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思ふ (元良親王) % 今こむと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ちいでつるかな (素性法師) % 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ (文屋康秀) % 月みれば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど (大江千里) % このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに (菅家) % 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな (三条右大臣) % 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ (貞信公) % みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ (中納言兼輔) % 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば (源宗于朝臣) % 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 (凡河内躬恒) % ありあけの つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし (壬生忠岑) % 朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 (坂上是則) % 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり (春道列樹) % ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ (紀友則) % 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに (藤原興風) % 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける (紀貫之) % 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ (清原深養父) % 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける (文屋朝康) % 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人のいのちの 惜しくもあるかな (右近) % 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき (参議等) % しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで (平兼盛) % 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ初めしか (壬生忠見) % 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは (清原元輔) % あひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり (権中納言敦忠) % あふことの たえてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし (中納言朝忠) % あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな (謙徳公) % 由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曾禰好忠) % 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり (恵慶法師) % 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな (源重之) % みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ (大中臣能宣) % 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな (藤原義孝) % かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを (藤原実方朝臣) % 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな (藤原道信朝臣) % 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くるまは いかに久しき ものとかは知る (右大将道綱母) % 忘れじの 行く末までは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな (儀同三司母) % 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ (大納言公任) % あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな (和泉式部) % めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部) % ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位) % やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな (赤染衛門) % 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍) % いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな (伊勢大輔) % 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ (清少納言) % 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな (左京大夫道雅) % 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼) % 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそ惜しけれ (相模) % もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし (前大僧正行尊) % 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ (周防内侍) % 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな (三条院) % あらし吹く み室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり (能因法師) % さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ (良暹法師) % 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞ吹く (大納言経信) % 音にきく たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ (祐子内親王家紀伊) % 高砂の をのへの桜 咲きにけり 外山のかすみ 立たずもあらなむ (前中納言匡房) % 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを (源俊頼朝臣) % 契りおきし させもが露を いのちにて あはれ今年の 秋もいぬめり (藤原基俊) % わたの原 こぎ出でてみれば 久方の 雲ゐにまがふ 冲つ白波 (法性寺入道前関白太政大臣) % 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ (崇徳院) % 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 (源兼昌) % 秋風に たなびく雲の たえ間より もれ出づる月の かげのさやけさ (左京大夫顕輔) % 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは 物をこそ思へ (待賢門院堀河) % ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣) % 思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり (道因法師) % 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成) % ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣) % 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり (俊恵法師) % 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな (西行法師) % 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ (寂蓮法師) % 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき (皇嘉門院別当) % 玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする (式子内親王) % 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず (殷富門院大輔) % きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む (後京極摂政前太政大臣) % わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾くまもなし (二条院讃岐) % 世の中は つねにもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも (鎌倉右大臣) % み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり (参議雅経) % おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に すみぞめの袖 (前大僧正慈円) % 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり (入道前太政大臣) % こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ (権中納言定家) % 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける (従二位家隆) % 人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は (後鳥羽院) % 百敷や ふるき軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり (順徳院)