#author("2018-06-10T11:41:37+09:00","default:yakumo_murakami","yakumo_murakami")
[[いろいろ]]

#contents

映画『エクソシスト』は3まであるのだけど、それには理由がある。

まず『エクソシスト2』問題。~
同作は『エクソシスト』の監督が製作した続編なんだけど、おそらく以下の問題があった。

* おそらくだが原作者の意図からはだいぶ外れたものだった。 [#u48301bd]

なんたって、エクソシスト3が製作された理由が、2の出来に原作者が怒ったからだという。

出来にどういう感想を抱いたかはともかく、少なくとも以下の点は不満だったのではないかと思われる。

* (2018/6/10追加)DVDをゲットして何十年ぶりかに通してみたので、改めて2の感想 [#r6d08e6c]

「何を言いたいのかわからない」というのは確かにいえると思う。

昔見た時には、牧師さんはパズズに傾倒しちゃったと思ったけど葛藤してたんですな。でもそれゆえに、内容がわからなくなってしまった。~
子供の頃のは、2のパズズは荒ぶる神的認識だった。でも改めて見てみると、あくまでキリスト教的悪魔の手下の扱いだった。

SF色が強いという声があるけど違うと思う。悪魔祓いとは別の方向に幻想的になろうとして、なりきれなかった感だろうか。とにかく消化不良なだけ。

ここまでやるのなら、まずキリスト教的悪魔のくくりを外すべきだったんじゃないだろうか。

そも、キリスト教でいわれる悪魔の多くはキリスト教の侵略を受ける前はその土地の神様だった者たち。悪魔ベルゼブブがもともとバビロニアの光の神バアルであるように。
パズズだっておそらく旧来はただの荒ぶる神であり、魔王の手先みたいなキリスト教的な存在ではなかったと思われるのだが。

それに、そのほうが、すんなり描けた気がするんですがね……宗教色を排そうとするのなら。
~
それこそキリスト教世界では無理かもですけども。

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